ユーザビリティ評価の必要性


ユーザーの視点からサイトの利用状態を観察・分析する事で、満足度や課題が見えてきます。さらに将来的なニーズを導き出しましょう。

サイトの開発・運営に携わる人達の間では既にサービス内容やネットの知識が豊富にあるため、その中での常識は、実際に利用するユーザーにとって非常識である場合が多く見受けられます。

急速に変化し続けているネット市場において、アクセスログ解析や売上・登録データだけでは、サイトの利用状況や満足度を正確に把握する事は不可能であり、勘や経験から導き出された仮説や想定の域を出る事はありません。 サイトの状況を正確に測定する最適かつ唯一の方法は、ユーザーテストを行い、サイトのユーザビリティを評価する事です。

ユーザーにとって「どこが、どのように満足されているのか」、「効果を阻害している箇所や理由はなにか」等、いままで曖昧になっていた事を明確にしていく事で、運営側の共通した認識となり、掲載内容や運営方法が自然に改善していきます、すなわち迷うことなく投資効果の最大化を行うことが可能です。

ユーザビリティ評価の目的とは、

・ ユーザーテストを実施し、サイトの利用状況や満足度を観察して
・ サイト現状評価表や課題一覧表等で、明確な指針となるレポートを作成し
・ 限られた予算で最大の投資効果を引き出す方法や手段を理解する事

ウェブマーケティングに影響する3大要素
ウェブマーケティングに影響する3大要素

SEO対策やリスティングをはじめとするネット広告へ投資することで、サイトへ到達する”アクセス数を増加させる”ことができる >>   ユーザビリティ評価の値を向上させることで、サイトに到着した後の行動を円滑にしたり顧客満足度を向上させ”コンバージョンレート(成約率・購入率)を増加させる“ことができる

 

ユーザビリティが劣るサイトのデメリット
  • なんとなく不満を感じたユーザーが、競合が多いネット市場で再度利用してくれる可能性は極めて低い。
  • 広告の投資効果がなかなか上がらない、日々の運営業務・制作業務ともに時間と手間をかけてしまう。
  • ウェブサイトのライフサイクルを短縮してしまい、結果として大規模なリニューアルを必要としてしまう。

 

ユーザビリティが劣るサイトの損失
広告費用 ネット広告予算が
100万円/月
20%の人が目的の商品ページを
うまく見つける事が出来ない
20万円/月の損失
売上金額 商品購入売上が
3,000万円/月
15%の人が説明に不満足だったため
購入を止めた
 450万円/月の売上減
会員登録 会員登録者数が
1000件/月
20%の人がエラー等で面倒になり
入力を止めた
 200人/月の機会損出
運営費用 サイト訪問者数が
10万人/月
1%の人が利用方法がわからず
問い合わせ
 1000件/月の処理増